「旅することは自分の中を探検しに行くことだ」
最近はブログよりも手軽なインスタグラムで旅行の記録を残すことが多かったのだけど、(無事にこのブログのログインパスも思い出すことが出来たので)こちらでは、より詳細に旅行の記録と情報を残しておくためにも、また更新していくことにしました!
旅することは自分の中を探検しに行くことだ
タイトルは大好きな映画「五つの銅貨」で有名なダニー・ケイのセリフ。
わたしの旅行に対するモチベーションにぴったりだなぁと思って引用しました。
なんで海外旅行に行きたいと思うの?
最近そんなことをよく考えます。
慣れない場所・知らない言語・染まない文化…
わざわざ疲れに行くようなもの。
バックパッカーに興味はないし、自分が変わるような旅はしたことない。
旅にそんな大層な目的を持ってるわけでもない。
海外に住みたい訳でもない。
教科書やTVで見たことのある景色や建物をこの目で見てみたい、
異文化や空気を味わいたい、知らないことを知りたいという欲求。
そして非日常の場所を冒険・探検できる手段。
それが海外旅行なのかもしれない。
話は全く違うんですけど、わたしかなりゲーマーで。
それも特にRPGゲーム大好きなんですよね。
RPGをやるときはレベルはきっちり上げて事前に用意できるものは全部用意して、
それから新しい街やボスへと向かう。
旅行と同じ。
事前にしっかりと準備する冒険が好きなんです。
ガイドブックやネットの旅行記も熟読するし、準備にも楽しみを見出すタイプ。
そして、さらに旅行のあとにブログやインスタで記録を残すこと。
これも楽しみの一つになっています。
一連のこと全てまとめて旅行というものを楽しんでいるんだなぁと改めて感じました。
しばらくは過去の旅行を振り返りながらのpostとなりそうですが、
中途半端で止まっているアンコールワット・シンガポールを始め、
台北やソウル、タイの旅行記も順次綴っていこうと思います。
アンコール遺跡群への旅忘録③ タ・プローム
アンコールトムを出た後(確かツアーでクメール料理のお昼を食べて)
向かったのはこれまた有名な遺跡
タ・プローム。
ラピュタとも言われてますが、
後日訪れたベンメリアのほうがラピュタみはあったかな。
映画トゥーム・レイダーのロケ地としても有名。
この崩れかけた場所をロケ地っていうのも凄いけど!
(映画も、公開時に観ました!)
アンコール王朝が衰退して、人の気配がなくなったままの1000年近い時。
文明は途切れ、植物たちだけが時を刻む。
その気が遠くなるような静かな時の流れを想像するだけで、
胸がドキドキしてしまう!
きっと、1000年前はここに僧侶たちが行き交っていたんだろうなあ。
ジャングルの中の遺跡。
いま改めてこの場所に立てたことが素敵なことすぎる。
うっそうとしたジャングルに差し込む光と苔むした遺跡のこの雰囲気が
とても好きで。
暑いのに涼しい。
足元には崩壊した石材があちこち散らばっていて、
その石材だけでもロマンを感じちゃう。
君は元々どこにいた石材?
ガジュマルの木と遺跡が共依存している世界。
ここは、発見当時のままで残されていて、メンテナンスはしているけれど、
樹木の除去は一切されていないそう。
ガイドさんの話によると、
このままだと樹木も成長し続けるからいずれ遺跡は倒壊してしまうだろう。
でも、遺跡自体が逆に樹木に支えられている状況だから、
撤去しようにも撤去出来ないんだ。
もしかしたら将来今のこの姿を見ることは出来ないかもしれないね。
って言ってました。
石に生えた苔、大好物。
ついつい自然の驚異ばかりに目が行ってしまうけど、
壁に施された装飾も他の遺跡に負けず劣らず。
この木の幹に埋もれた仏像の顔も有名よね。
近くには寄れなかったのでズームしたらボケてしまったけど。残念。
隠れミッキーもいたよ!(違う)
何度見ても圧巻な世界。
石に含まれる養分を吸って生きているのかな。
ここに限らずだけど、ここを一番最初に発見した人の昂ぶりを想像すると
羨ましくなってしまう!
一番人気のスポットがこちら。
記念写真待ちの行列が出来ていました。
私たちも撮った!
けど、出入り禁止のロープが張ってあったり人がザワザワしていたりと
ムードには少し欠ける。
思っていたよりも規模は小さくて、遺跡内を巡る自由度もなかったのですが
それほど時間をかけなくても回れるのは、遺跡が多いアンコールでは
逆に良かったりするかもしれません。
次はいよいよアンコールワットに向かいます。
アンコール遺跡群への旅忘録② アンコールトム
アンコール遺跡巡り旅、2日目の始まり。
この日はアンコールトム・タプローム・アンコールワットと
プレループを周ります。
盛りだくさん!
アンコールの遺跡群を巡るにあたって、前日にアンコールパスという
入場チケットを買っていました。
顔写真付きのパスポートで、このチケットで大体のアンコール遺跡に
入ることができるそうです。
専用のチケットブースも広くて凄かった。
アンコール遺跡群全体がまるでテーマパークみたい。
1.アンコールトムの南大門
アンコールトムと言えばコレ!
私たちが参加したツアーでも一番最初に連れられたのが
このアンコールトムの南大門でした。
何しろ今回の旅で一番最初の遺跡ということもあって
テンションも最大出力。
うううううわあああああ!ホンモノッ!!!!!!!!
実在…してたんだ…!?
すごい・・・!(語彙力)
何が凄いって、現役の門であることが凄いなあと思った。
人間はもちろんのこと、トゥクトゥクや車両が頻繁に出入りしていて、
古代と現代が共存してる浪漫みたいなものを感じてしまう!
昔々は王族が象に乗ったまま通れるようにと設計されていたようだから、
通れるのは当たり前なんだけど、それでもこうやって通れるって凄いなあ。
全部で5つの門があるそうですが、一番有名で一番保存状態が良いのが
この南大門だそうです。
他の門もちょっと行ってみたかったなあ。
門に続く橋の欄干は、乳海攪拌(ヒンドゥー教の創世神話)が
モチーフになっていて、片側はナーガ(蛇)で綱引きをする神々、
もう片側はナーガで綱引きをする阿修羅だそう。
やっぱり歴史あるところへ行く楽しみは、
こういうことを知る楽しみもあると思う。
一つ一つの像が違っていて、ずっと見比べていても飽きなかった。
戦争で壊されているところも多かったけど、かなり修復もされていて、
見ごたえもありました。
2.バイヨン寺院
アンコールトムの中心にあるのがバイヨン寺院。
有名なクメールの微笑み(塔にあしらわれた4方向の顔)は
観世音菩薩とのことで。寺院。つまり仏教。
乳海攪拌はヒンドゥー教なので、城壁はヒンドゥー教なのに、
中に寺院があるっていう。面白い。
(日本も仏閣と神社同じ敷地内にあるので、よその国から見たら面白い文化なんだろうな)
あちこちに顔があるって冷静に考えたらすごい奇妙な光景。
ひとつひとつが凄いんだけど、それぞれが凄すぎてだんだん麻痺してきて、
こっちの顔は綺麗だなとか、崩れてるな、とかそういう感想しか出てこなくなる。
ただ、どこを切り取っても面白い。
ワンダフルな景色。
でも、観光客多すぎて(主にチャイニーズが7割くらい)
写り込まないような写真を撮るのにも必死。
少し目線を上にあげると、遺跡好きにはたまらない光景が広がっていたり。
ツタの絡む遺跡とか、胸キュンレベル。
女神のレリーフもあちこちに点在していて。
ここなんかも、RPGの世界に出てきそうな雰囲気あるでしょう?
ここは窓だったのかなとか、昔は扉があったんだろうかとか
想像だけで徹夜できそう。
そして、第一回廊にある圧巻のレリーフ。
至近距離で見られるのが贅沢すぎる。
これは修復されていて綺麗な色ですが…
修復されていない箇所はこんな感じでくすんでいて少しわかりずらい。
レリーフは戦争やクメール人の生活の様子が描かれたものらしくて、
ガイドさんに色々説明してもらったのだけど、4年前なのでもう忘れちゃった。
アンコールトムでも好きな風景がこちら。
有名なフォトスポットは観光客でごった返しているけど、
こちら側に来ると少し静か。
アンコールワットがあまりにも有名すぎて
アンコールトムはおまけのような扱いになっていますが、
見どころも多くて私はコチラの遺跡も丸1日いられるなと思いました。
人によってはアンコールワットよりこちらのほうが好きな人もいるかもしれない!
もちろん両方素晴らしかったけどね!
3.バプーオン
バイヨン寺院を後にして、てくてくとアンコールトム内を移動。
写真真ん中の通路が、バプーオンという遺跡へ続く空中参道。
奥に見える遺跡がバプーオン!
今回は空中参道だけ見て奥までは行けなかったんだ。
ツアーのツラいところ。
4.ピミアナカス
個人的にすごく好きな遺跡。
天上の宮殿と呼ばれているらしく、王族の儀式の間だったそう。
こちらも本当は登れるそうなんだけど、ツアーの為短縮!無念。
この遺跡にまつわるヘビの伝説がまた面白い(?)のだけど、
興味があればグーグル先生に聞いてみてね。
その伝説にも少し関わる話なんだけど…。
今回アンコール遺跡を巡って思ったのは、性が強いなって感じた!
男性の象徴と女性の象徴。
それがあらゆるところに点在してる。
それもとても面白かった。
ノリノリで撮った写真。
遺跡のゲートとかもう、ワクワク以外の他の感情が見つからないよね。
このトンネル(違う)を抜けると次は。
5.象のテラス
壁一面に象のモチーフが施され、くりぬかれた象も点在している。
こういうものってやっぱり日本にはない文化だから面白いよね。
日本にもこういうモチーフのものはあることはあるけれど、そもそも木造だし。
バイヨン寺院の後だから、少し地味に思えてしまうけど、
めちゃくちゃ広かった!
王様が閲兵する場所だそう。
戦に出かける兵士たちを前に、げきを飛ばしたりしたのだろうか。
もしくは、功績をあげた兵に褒賞を授けたりしたのだろうか。
う~~~ん。妄想捗る。
これ、分かりずらいけど、奥の壁に象さんがずらーっと並んでるの。
いや、ほんと労力考えたら、地味とか言ってごめんなさい。って気持ちなる。
その壁の上の通路!
遺跡の通路ってワクワクしません?
悠久の時を越えて・・・はるか昔にここを歩いていた人に思いを馳せる。という。
ここの欄干にも、ナーガ神のモチーフ。
階段の両脇に狛犬よろしくシンハ像(ライオン)
右は修復されたもので、左が昔のものかな。
割とアンコール遺跡、修復されてるものも多くて、大体状態が良いものは修復されてるものと思ったほうがよさげ。
一番綺麗な象さんの鼻のところで記念写真!
うう~ん!今ならもっと映える写真にする!
6.ライ王のテラス
多分、暑さと若干の遺跡疲れでまったく写真残ってなかったライ王のテラス。
唯一あったのが、このレリーフなんだけど。
これは凄い。
アンコール遺跡って本当にレリーフがえげつないなって印象になりました。
遠景からの遺跡の風景も素晴らしいんだけど、
間近で見るとその素晴らしさに気付く。
1粒で2度美味しい。
ここで発掘された王様とされる像に指がなかった
→王様はライ病でなくなったという言い伝えになる
→ライ王と名付けられる
→ライ王のテラスと名付けられた。
けれど、実際は発見された像は王様じゃなくて閻魔様だったそうな。
レプリカだったので写真も撮ってないのですけど!
7.その他遺跡
男池。
奥にあるのが女池(だと思う)
女池の方が豪華で飾りも施されているそう。
(こっちしか写真撮ってなかったーーーーー!)
まるでプールみたいですが、要はお風呂です!
ここで王族の女性たちが水浴びをしたとか。
そのほか。
色々写真撮ってたけれど。
ググりながら記事を書いていたけどもう覚えていないものたち。
アンコールトムだけでかなり長々としたpostになってしまいましたが、
これでまだ遺跡巡り1日目の午前中。
次はタ・プロームに向かいます。
つづく。
アンコール遺跡群への旅忘録① 準備と飛行機・ホテル
シンガポールの旅行記がまだ途中ですが、2014年10月にアンコール遺跡群へ旅行した時の記録も並行してUPしていきます。
実は、今度スコータイ遺跡へ行くことになったのですが、色々と調べていたら、もともとアンコール王朝の都市であったスコータイに、タイ最初の王朝であるスコータイ王朝が出来たということを知ったのです。
で、懐かしくなってアンコール遺跡旅行の写真を見返していたら、楽しくなってきてしまい、コチラも記録に残しておきたくなった次第です。
よろしければお付き合いください。
1.きっかけと準備
歴史の教科書で見た時からアンコールワットは行きたいと思ってたんですよね。
なんでこんなに遺跡に惹かれるのかは自分でも謎なんですけど、きっとそこにロマンを感じるから?
アンコールワットのツアーって他の遺跡に比べて安いのが現実的に行こうと思えるきっかけではあったかも。
この値段で行けるならと、ツアーパンフレットを眺めて足かけウン年。
やっと!やっと!行けた!
発展途上国ってイメージが強かったので、パッケージツアーで行きました。
オプションも入れたので、自由時間が半日くらいしかないガッチガチのスケジュール!
そんな3泊5日の旅は、もう4年以上前なので記憶もあやふや。
みんな大好きHISで1人10万弱の支払いだったと思います。
カンボジアはビザが必須なのですが、その手配は旅の相方ともみさんがやってくれました!現地でも出来るみたいですけど、入国時でバタバタするのはもったいないし事前にやっておく安心感。
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シンガポールへの旅忘録⑤2日目:オーチャードロードとチリクラブ
オーチャードロードでウィンドウショッピング
お腹も膨れたところで、シンガポールの銀座、オーチャードロードへ。
ZAGIN!
なんだ、この微妙な写真は!
オーチャードロード、これしか写真ないんですけど(あ、自分がはっちゃけてる写真はある。見たい?今度ね。)すごい綺麗でファッショナブルな街並みでした。
とりあえず、右も左もその先も手前にもショッピングセンターが並んでる。
見覚えのある高島屋もあった記憶。
正直、どこ入ってもいいんじゃ?と思いつつ、日本人向けのお土産屋さんやらカワイイ雑貨屋さんやらに連れてってもらいました。
あと、安い服やアクセのお店も。
思い出にピアスだけ買いました。確か1,000円~2,000円くらいの。
旅行先ではいわゆるお土産モノってあまり買わないんですよね。
スーパーで買えば良いかなって思っちゃって。
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